今日は先日の台風の時に気になった火災保険について調べてみました(･`д･´)
火災保険は自然災害や事故による住宅の損害の多くを補償する住まいの保険ですが名称から「火事にだけ適用される保険」と勘違いされがちで、被害を受けても申請まで至らないことがほとんどという実情があるらしいです。
台風も自然災害ですので台風によって受けた建物や家財の損害は火災保険で補償されます。
台風被害に適用される補償の種類は主に3つあります。
①風災補償 ②水災補償 ③落雷補償
①補償する損害は風力そのものを原因とした被害から、風による飛来物の被害まで様々です。一般的には経年劣化での雨漏りは補償を受けることができませんが、風災を原因とする雨漏りは補償が適用されます。
近年の火災保険商品では風災も基本内容に含まれているので、ご自身のご契約内容をご確認ください。風災・雹災・雪災による被害の場合、保険金の支払い方式がフランチャイズ方式になっている場合があります。フランチャイズ方式では損害額が20万円以下の場合は1円も保険金が支払われません。しかし、損害額が21万円以上だと全額保険金が支払われます。かなり前に火災保険の契約をした方は保険金が少額だと支払われない可能性がありますので注意が必要です。
②水災補償の補償内容としては台風、暴風雨、豪雨等による洪水はもちろん、土砂災害や落石による被害も補償されます。水災補償は火災保険の契約内容によっては付帯していていない可能性がありますので、ご注意ください。
過去に長期で契約した方は水災が補償されない可能性がありますので、加入している火災保険の種類を確認することを
オススメします。
また現在販売されている火災保険については水災補償を外して契約することもできるため、こちらも水災が補償されるか確認しておくことをおすすめします。
③落雷補償では具体的に次のようなケースが補償されます。
落雷により屋根や外壁が破損した。
落雷によりアンテナが破損した。
落雷による渦電流で家電製品やパソコンなどが破損した。
以上の場合火災保険で補償されます。
万が一被害にあわれた場合は一度加入されている保険会社にお問合せされてみてはいかがでしょうか？
